痛みやコリをやわらげる点温膏

「肩こりが辛い…」

「腰痛が辛い…」

「なんだか冷えて、全身がこわばる…」

そんな方におすすめの セルフケアグッズ 「点温膏(てんうんこう)」を紹介します!

点温膏( てんうんこう )って何?

点温膏(点温膏)とは、温感刺激で「痛みやコリ」をやわらげる小さな貼り薬です。
1976年に販売されてから40年以上にわたり愛されているセルフケアグッズ!
とても素晴らしいグッズの反面、あまり知られていないのが残念…

今回の記事では、そんな「点温膏」の効果やおすすめの使い方をお伝えします!

点温膏は何に効くの?

主な効能は

腰痛、打撲(うちみ)、捻挫、肩こり、関節痛、筋肉痛、筋肉疲労

肩こりや腰痛の原因のひとつに血行不良が挙げられます。
点温膏の温感刺激により血行が促進されると筋肉の緊張がやわらいだり体が温まったりします。
また血液は栄養を運んでくれるので、筋肉疲労の回復も促してくれます。

また、点温膏の温感刺激はお灸に近いため、ツボに貼ることで様々な症状を改善する手助けをしてくれます!(例えば、不眠や、冷えなど)

どうやって使うの?

用法・用量

1日1〜2回、ライナーをはがし、患部に貼る

使い方はとても簡単!
シールのようになっているので、はがして好きなところに貼るだけ!
(貼っちゃいけない場所は、目の周囲粘膜湿疹かぶれ傷口など)

成分は何が含まれているの?

主な成分

  • サリチル酸メチル
  • ノニル酸ワニリルアミド
  • dl-カンフル
  • l-メントール
  • ハッカ油 など

サリチル酸メチル炎症や痛みをやわらげてくれる成分。
(市販の湿布薬などにもよく使われる成分です)

ノニル酸ワニリルアミドは温感作用があり、血行を促進してくれる成分。
(トウガラシに含まれるカプサイシンと構造が似ています)

dl-カンフルl-メントールハッカ油鎮痛作用や、清涼感(貼ったときのスーッとする感じ)のある成分。
(清涼感と温感ってなんだか矛盾しているようで不思議な感じ(笑)ただ、このスーッとするのが、良く効いてる感じするんだよね〜)

使った感じは?

サイズは 26mm×24mm
サイズ感的にピンポイントのコリや痛みや、東洋医学的な経穴(ツボ)に使用しやすいです。

香りは、よくある湿布薬のようなスーッとした清涼感が強いです。
(メントールやハッカの香りが強いので、こちらは好みが分かれるかも!?)

裏面の粘着部分はツルッとした見た目でとても綺麗。
でも、見た目によらず、粘着力はとても強いです!

では、実際に貼ってみましょう!

手首にあるツボの 太淵(手の太陰肺経 原穴)に貼ってみました!
とても簡単!

色は肌と馴染みやすく、光が当たると若干の光沢もあって、かっこいい(笑)

貼る場所や個人差にもよりますが、10〜30分でスーッとした感覚がでてきます。
その後は徐々に温かくなっていき、血行が促進されている感じ!
効果は 約5〜6時間 続きます。

注意することは?

目の周囲や粘膜、湿疹、かぶれ、傷口には使用しないこと!

入浴やスポーツをする 30分〜1時間前 にはがすこと!

粘着力が強いので、肌が弱い方は皮膚の状態をよく確認して貼ること!
はがした後に粘着部分が少し皮膚に残ることもあるのが残念…
(お風呂で簡単に綺麗になります)
小さくて、粘着力も強いのは、関節部位などにも使いやすいです。

おすすめの使い方

肩や腰の痛みに使うのも良いですが、ツボに貼るのもおすすめです!
例えば、三陰交足三里太衝太淵合谷など…

私は足の冷えが強いので、寝る前に 三陰交 に貼って寝ています。
(足が温まると、睡眠の質が上がって良く眠れます…)

ツボの場所は私の Instagram でも紹介しているので、良かったらぜひご覧ください。

まとめ

今回は、肩こりや腰痛に おすすめのセルフケアグッズとして 点温膏 を紹介しました!

痛みやコリに普通に使っても良し!ツボに貼って応用しても良し!

気軽に手に入るので、ぜひ試してみてください!
(ネットで買うと800円/240枚!?ってことは1枚3.3円!?安すぎ!笑)

みなさまが漢方生活で素敵な毎日を送れますように。

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